【英】Almandine Garnet【和】鉄礬(てつばん)柘榴石
【式】Fe3Al2(SiO4)3【屈折】1.785-1.830

ガーネットの中でもっとも多く産出する種類で、一般的に書籍などで「ガーネット」というとアルマンディンの写真が使われる場合が多い(アルマンディン&パイロープ系、またはアルマンディン&スペサルティン系の赤色の一般的なガーネット)。
他のガーネットより屈折率が高め。パイロープガーネット(苦礬柘榴石)と混合(連続固溶体)することが多く純粋な成分のアルマンディンガーネットは稀少。パイロープとの混合ガーネットはロードライトガーネットと呼ばれる。

アルマンディンの語源は古代小アジア(現在のトルコ・アナトリア地方)の都市、アラバンダが宝飾加工の産地であったことに因む。不透明な種類の産出は多く研磨剤として使われる事も。